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コーヒートリップ 2019 in コロンビア – Vol.1 メデジンの街とペルガミーノカフェ-

2019 1/5〜16まで南米コロンビアへ行ってきました。
今回の旅ではアンティオキア県、リサラルダ県、カルダス県のコーヒー農園へ。
まずは旅の拠点メデジンのお話です。

メデジン(Medellin)は首都ボゴタ(Bogota)から北西に約250km=飛行機で1時間。
アンティオキア県(Antioquia)の県都で、ボゴタに次ぐ人口約250万の大きな街です。

今回のツアーはイギリスの生豆の商社メルカンタ(Mercanta)が企画し、メンバーは合計10人でした。1月5日、まだお正月気分が抜けないまま鹿児島を出発しました。鹿児島→羽田→成田→ニューヨーク→ボゴタ→メデジンと、移動時間は待ち時間も合わせると36時間!こんな長旅は人生で初めてでした。飛行機の中では映画を観て、ただひたすら寝ていました。ニューヨークでは外に出たかったんですけど、少し時間が足りず断念。(いつかちゃんと行こう)そんなこんなで、やっとボゴタのエルドラド国際空港に到着しました。現地時間で早朝の5:40、長い1日の始まりです。朝焼けが眩しくて目に沁みました。標高2628mあるのでさすがにひんやりしました。頭も少し痛いような…それとも時差ボケ?ゴールのメデジンまでもう少しです…

3時間空港で待ち、アビアンカ航空メデジン行きの飛行機に乗り込みました。

もう、ここまできたら1時間のフライトはなんでもありません。

離陸して飲み物を飲んだらあっという間にメデジンのホセ・マリア・コルドバ空港に到着しました。

23℃ぐらいありだいぶ暖かかったです。それでも標高は1500m近くあります。ちなみに桜島は1117mです。

そこから車で約1時間で中心街に到着しました。想像していたより高層ビルがたくさんあって大きな街でした。

ボゴタは経済の中心だとしたら、メデジンは大企業の工場などがある産業の街だそうです。

まだ朝11:00でホテルのチェックインまで時間があったので、朝ごはんがてらペルガミーノカフェ(Pergamino cafe)へ行きました。このあたりはオシャレなお店やレストラン、カフェが多く、高級住宅街に隣接していて治安も良いところです。

 

このペルガミーノが運営するクチンバ農園(Familia Cuchimba)とロマ・ヴェルデ農園(Lomaverde)のコーヒーをケメックスで丁寧にドリップしてもらいました。焙煎は浅焙り〜中焙りで、フルーティーな爽やかさのあるコーヒーでした。ここでもケメックスやHARIOのV60が普通に使われていてアメリカのカフェの様でした。

ちなみにケメックスのコーヒーは約2杯分あって2USドルぐらいです。カプチーノやカフェラテも同じ様な価格です。パンやケーキなどのフードメニューも充実していました。

ペルガミーノカフェは、40年前からコーヒー農園を営む家族が5年前に初めたカフェでメデジンの街に2店舗、Oviedoというショッピングモール内に1店舗、ホセ・マリア・コルドバ空港の国際線ターミナル内に1店舗あります。滞在中何回もコーヒーを飲みに行きましたがいつ行ってもたくさんのお客さんで賑わっていて、地元の人に大人気のカフェです。犬も普通にお店に入れて、飲み水も用意されていてフレンドリーで自由な感じがしました。置いてあるコーヒーはもちろん全てコロンビア産のものでした。もしメデジンに行く機会があったら、是非このペルガミーノカフェへ行ってみてください。あとスターバックスはメデジンに8-10店舗、ボゴタに20店舗ぐらいあるそうです。

次回のVol.2では、リサラルダ県(Risaralda)のアピア(Apia)の街とコーヒー農園の様子をお届けします。

飼い主のお姉さんをお行儀よく待つゴールデンちゃん。

Top photo credit : Juan Cano (Mercanta Colombia)

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