yom. VOILA Magazine

VOILA COFFEE HOME
BUY Home
scroll
VOILA NOTE
tsugumi yotsumoto

デガッシングとは?

デガッシングとは?

皆さんこんにちは。

デガッシングという耳慣れない言葉があります。

**デガッシング(Degassing)**とは、焙煎後のコーヒー豆から二酸化炭素(CO?)が放出されるプロセスのことです。

なぜデガッシングが起こるのか?

焙煎中、コーヒー豆の内部で化学変化が起こり、ガス(主にCO2)が生成されます。焙煎が終わった後も、豆の内部に残ったCO2が少しずつ外へ放出されるため、これをデガッシング(脱気)と呼びます。

デガッシングの影響
1.抽出時の膨らみ
焙煎直後の豆を挽いてお湯を注ぐとガスが多く含まれているため、粉が勢いよく膨らみます(いわゆる「蒸らし」の際に見られる現象

2.味への影響
焙煎直後の豆はガス多すぎて抽出不安定になりやすく、味わいが整いません。
デガッシングが進むことで、雑味が落ち着き、コーヒー本来の風味安定します。

—-

3.エスプレッソの抽出
エスプレッソデガッシングが進んでいないと、ガスが多すぎクレマ(泡)不自然になり、味のバランスが崩れやすくなります。

適切なデガッシング期間
•ドリップコーヒー → 焙煎後 3日~ くらいからが飲み頃
•エスプレッソ → 焙煎後 7日~ くらいが安定しやすい

ただし、豆の種類や焙煎度によって最適な期間は変わるので、試しながら調整するのが大切です。

今日も良い1日をお過ごしください。

SHARE
BACK