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tatsuya inoue

世界一周!コーヒーベルト

皆さんおはようございます。

鹿児島は梅雨が明け、もう既に暑い暑い夏が始まっています。
今日24日の最高気温は33℃。これからしばらくはこの様な気温が続くでしょう。
そんな日本ですが、コーヒーの生産地はどんな気候なのでしょうか。

日本とは気候が全く違う国々

早速ですが、コーヒーの産地と聞いて思い浮かべるのはどの国ですか?

モカと言えばの「エチオピア」?

生産量No.1の「ブラジル」?

エキゾチックな「インドネシア」?

実はこれらの国は全て赤道の近くにあるんです。

赤道から北緯25度南緯25度のあたりをコーヒーベルトと呼びます。

美味しいコーヒーが育つ環境には共通点があります

年間の気温が大体一定

コーヒーができる産地は日本の様に四季がなく、雨季乾季に別れていて、1年を通して気温に差があまりありません

霜が降りないこと

コーヒーの木は霜に弱いので、霜が降りない地域でないと育ちません。

標高が高い

スペシャルティコーヒーは大体1400m以上高地でできます。(ただしブラジルは全体的な標高が低いので1000mクラスもあります。)標高が高いので、夜は冷え込みます。

標高の低い所は、その他の所で品質を上げるための絶え間ない技術革新をしてるのも事実です。

1日の中で寒暖差がある

昼間は日も照って暑いけれど、夜になるとグッと冷え込む。この寒暖差がコーヒーの実にプレッシャーを与え上質の酸味甘みを生み出すと言われています。

これらの条件が揃って初めて品質の高いコーヒーを作ることができます。

 

ちなみに7月24日のニカラグア。今の季節は雨季です。ヌエバ・セゴビア(ヴォアラでおなじみブエノス・アイレス農園がある地区)の天気はというと、くもり:最高気温30℃、最低気温20℃で。1日の中で10℃があります。

地球儀を回して生産国を指でたどれば、まるで世界一周旅行にでも行ったかの様な気になります。

そこで今回「コーヒーベルトというセットを作りました。

同じ様な気候条件を満たしている地域。でも出来るコーヒーはそれぞれのマイクロクライメイト(微細気候)により、様々な風味特性を持ったものが出来る。

それを実感できるセット内容になっていると思います。

各生産地への思いを馳せてお楽しみいただけると幸いです。

暑さに負けず、今日も1日頑張っていきましょう!

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