「コーヒーノキ」×「インテグラル・シプレス農園」
天文館店は毎月、外の植木が変わっています!
そう、今月は特に私たちがテンション上がっちゃう、「コーヒーノキ」なのです。
そもそもコーヒー豆って、コーヒーノキに実をつけたフルーツの中の種なのです!
(数年前もコーヒーノキが天文館店にやってきたときは、なんと一粒だけ実を収穫できたとか・・。)
今回は、このコーヒーノキとある農園主の方との思い出をお話しします。
それは2年前のこと。
毎年東京ビッグサイトで行われるコーヒーの展示会SCAJ2017に、ヴォアラが買い付けている豆の、ホンジュラス インテグラル・シプレス農園、カタリノ・バスケス・エルナンデスさんが来日し、イベントに参加されたことから始まりました。
SCAJとは簡単に、日本で行われるスペシャルティコーヒー最大のイベントです。様々なコーヒー関係者の方が集まり、機械・器具等の展示・販売、コーヒーの情報・品質に関するセミナー、バリスタが知識や技術を競い合うコーヒーの競技会などが、3日間に渡って行われるコーヒー業界のビッグイベントです!
2年前に初めてSCAJに行った私は、会場に着くなり、人の多さと、見たことのない様々な器具、めちゃくちゃおしゃれなコーヒーマシーンや、バリスタによる競技会の熱気に圧倒されていました。
そんな時です。ボスから突然指令がやってきたのは・・
インテグラル・シプレス農園の農園主さんを見つけて写真を撮ること。
インテグラル・シプレス農園といえば、ヴォアラでもお馴染みのコーヒーです。
まさかいつも飲んでいるコーヒーの生産者さんとお会いできるなんて・・!
小柄な方という情報だけを頼りに、興奮気味に指定のブースへ向かいました。
すると、
一人、小柄で中米人の方がいらっしゃいました。
間違いなくカタリノさんだと思った私たちは、言葉も通じないまま、ブースに飛び込みました。
「いつも美味しいコーヒーをありがとう!!!」
と、大声で言ってハグ!!
・・・したいくらいに、お会いできたことに感動しました。
ホンジュラスはスペイン語なのですが、私はスペイン語はもちろん、英語も苦手な人間。。
幸いにもブースの中に通訳をしてくださる関係者の方がいらっしゃり、自己紹介といつも美味しいコーヒーをありがとう、という私たちの想いを伝えていただきました。
カタリノさんも一生懸命お話ししてくださいました。目がキラキラしていてとってもステキな方でした。
そして数日後、なんとコーヒー商社の担当者の方とカタリノさんがヴォアラ珈琲を訪問してくださったのです!
そう、その時の天文館店の外の植木がたまたま「コーヒーノキ」だったのです。
帰り際にそれに気付いたカタリノさんは、なんだか顔つきが変わり、真剣に木の状態を観察しながら葉っぱや根元を触ってくださいました。
もともと綺麗な目が印象的だったカタリノさんは、その時更にキラッキラな目をして話してくださいました。
ホンジュラスで真面目にコーヒーの生産に取り組んでいるカタリノさんの様子が目に浮かんだ出来事でした。
今現在も、カタリノさんのコーヒーを販売しています!
コクがあって爽やかな酸味があって、リピーターのお客様も多いのがインテグラル・シプレス農園のコーヒーです。
とっても美味しいので、是非お試しください!
そして、ヴォアラコーヒー天文館店に来た時は、ふらっと外の植木も見ていってくださいね。
コーヒーノキは9月いっぱいですよ。