デイキャンプに行ってきました〜蒲生町編~
あっという間に12月も半ばになってしまいましたね。
ほんとに1年が過ぎるのは早いな~と年々思います。
そんな残り僅かな2023年、これだけは記事にしておきたい!という出来事があったので、なんとか滑り込み間に合いました。
チームメイトの相棒・M氏と10月にデイキャンプに行ってきました!!
今年を振り返ったときに、デイキャンプでいれたコーヒーがふたりとも今年一!おいしかったと共感したので、これはぜひ記録に残しておきたいと思ったのです。
今思い出しても、ほんとうに美味しかったな~・・・。
時は戻り、まだ日中は暑さが残る10月半ば。
私たちは2年ぶりにデイキャンプを決行。場所は蒲生町のとにかく山に囲まれた集落の中にある家の庭先。そう、私の祖父母の家がキャンプ場所となりました。
なぜそこを選んだかというと、周りは山ばかりなのですが、景色もいい、見晴らしもいい、空気もおいしい、芝生があってちょうどいい!!そして、大好きな祖父母に相棒M氏を紹介したかったのです。(ちなみに94歳の祖父と92歳の祖母がふたりで暮らしています)
待ち合わせをして、キャンプ道具とお昼ご飯の材料とコーヒー器具たちを積んでいざ出発!
鹿児島市内から遠のくにつれ、だんだんと緑が増えていく景色が私は好きです。あ~帰ってきたな~と思います。
それは、山水を汲むことです。蒲生町の一部の地域は山水が水道水から出るくらい豊富な水源があって、わざわざ遠くから山水を汲みにくる方がたくさんいらっしゃるそう。ちゃんと、水汲み場があるのです。山から汲みたての、酸素をいっぱい含んだ水でカレーとコーヒーを作りたい!と思ってやっと実現できました。
水汲み場に到着すると先客が1名。車から10ℓくらい入りそうなタンクを2つ持ってきて汲んでいる最中でした。しばらく待ち、私たちの番。リュックからコップをもってきて、まずは汲みたて一杯!冷たくて滑らかで美味しかったです。
2リットルのペットボトル2本分を汲んで、いざキャンプ場所へ。
祖父母の家の庭先ということで、アポイントメントをしっかりとり場所を確保していたので、スムーズに準備を開始。みかんの木がちょうどいい日陰になってくれて、完璧なシチュエーションでした。
テーブルと椅子を組み立てて、調理場所を決め、それぞれ分担し作業開始。
途中、私たちのやっていることが気になる祖父母が交代で見に来たり、差し入れを持ってきてくれたりと、なかなかゆったりと和やかな時間が流れました。
山を眺め、そよ風を浴び、そんな中で食べるカレーは味も最高で、もう本当に美味しかったです。祖父が差し入れてくれたラッキョウがまたちょうどよくて。
二人ともカレーをおかわりして完食。
私が家で愛用しているオリガミドリッパーエアーを使って1回目のブレイク。
豆はモカ・ノアールを持っていきました。
20gの豆でだいたい300㏄の抽出量を目指してドリップ。
お互い愛用のタンブラーで乾杯。
このコーヒーがほんとうに美味しくて・・ふたりで思わず美味しい~!って溜息と笑いがでるくらい美味しくて。きっと一生忘れません。
山水がいいのか、景色が加勢しているのか、私のドリップ技術がいいのか、、などなどいろいろな条件が考えられましたが、とにかく最高の一杯となりました。
そのあと家の周辺をぶらり散歩タイム。川に行ってぼーっとしてみたり、山の中腹にある稲荷神社というところへ登ってお参りしたり。のんびり歩きながらゆっくりとした時間を過ごしました。
1時間ほどで帰宅し、お水につけていた洗い物たちを片付け、いざ2回目のコーヒーブレイクタイム!
次は、豆を替えてケニア・グランクリュのコーヒー豆。M氏初挑戦のモカポットで抽出。実は私も実際には使ったことがなかったので、ふたりともこれで合ってる?と苦戦しながらなんとか出来上がり。聞いていた通り、本当に濃い目のエスプレッソのようなコーヒーができたので、私たちはお湯を足してアメリカーノにして飲みました。これはこれで、美味しい~!!
すっきりしているけど、ケニアの爽やかさと黒糖のような甘さやコクがあって、熱いうちも冷めていくまでも、どの段階もとっても美味しかったです。後味に甘さが長く続く余韻がたまりませんでした。1回目のブレイクに劣らず2回目も至福の1杯となりました。
トータルで6時間ほど滞在しましたが、あっという間に日が沈んでしまいました。ゆっくりとした時間が流れていたはずなのに・・と後ろ髪を惹かれつつ片づけをして、退散。
心も体もエネルギー満タンに、本当に充実した一日となりました。
(祖父母はM氏が来てくれたことが嬉しかったようで、ここぞとばかりに絡んでいました。。)
また風が心地良い時期に、庭先キャンプを開催したいと思います!
さて、私の心残りも無事に記事にすることが出来たので満足です。世間は年末に差し掛かる時期ですね。寒いとより一層お家で飲むコーヒーも美味しく感じることでしょう。年末年始のコーヒーの準備をお忘れなく、皆さまよいお年をお迎えください。そしてまた来年も、どうぞよろしくお願いいたします。